基本的な機能
Node.jsのテストランナーの機能について説明します。
テストファイルの検出
デフォルトで下記のパターンに一致するすべてのファイルをテストファイルとして検出します1。
**/*.test.?(c|m)js**/*-test.?(c|m)js**/*_test.?(c|m)js**/test-*.?(c|m)js**/test.?(c|m)js**/test/**/*.?(c|m)js
テストの自動監視
--watch オプションを指定することで、テストファイルの変更を自動で監視します。
node --test --watch
終了するにはキーボードの Ctrl + C を押します。
Note
--watchオプションは Node.js v18 では利用できません。
プロジェクトでのテストコマンドの設定
この設定を行うと、npm test コマンドでテストを実行できるようになります。
package.json の scripts プロパティの中を下記のように変更します。
{
"scripts": {
"test": "node --test"
}
}
NPMコマンドでのテストの実行:
npm test
node --test コマンドの実行と同様のテスト結果が得られます。