受講環境の事前確認
Prompt APIのハンズオンでは、ブラウザに組み込まれた言語モデルGemini Nanoを各自の端末で動かします。 モデルは初回利用時に数GBのダウンロードが必要で、端末の性能が足りないと利用できません。 当日にダウンロードやトラブル対応で時間を使わないよう、受講前に次のチェックリストと動作確認ページで準備を済ませてください。
チェックリスト
ブラウザ
- Google Chrome 148以降をインストールしている(
chrome://settings/helpでバージョンを確認)
教材はGoogle Chromeを前提にしています。 Edgeなど他のChromium系ブラウザでも、動作確認ページで利用可能と判定されれば動作します。 ただし、組み込まれている言語モデルが異なるため、応答の内容や品質は教材の例と異なります。 FirefoxやSafariはPrompt APIを搭載していないため、受講できません。
OS
- 次のいずれかのプラットフォーム
- Windows 10 / 11
- macOS 13(Ventura)以降
- Linux
- ChromeOS(Chromebook Plus)
AndroidやiOSなどのスマートフォンやタブレットでは受講できません。
ストレージ
- Chromeのプロファイルがあるドライブに、22GB以上の空き容量がある
モデル本体は数GBですが、空き容量が22GBを下回るとダウンロードが始まりません。 ダウンロード後に空き容量が10GBを下回ると、モデルは自動的に削除されます。
GPUまたはCPUとメモリ
次のどちらかを満たしている必要があります。
- GPUのVRAMが4GBを超える
- GPUを使えない場合、メモリ16GB以上かつCPU 4コア以上
VRAMやメモリの容量は、次の方法で確認できます。
| OS | 確認方法 |
|---|---|
| Windows | タスクマネージャー →「パフォーマンス」→「GPU」「メモリ」 |
| macOS | Appleメニュー →「このMacについて」(AppleシリコンはGPUとメモリを共有) |
| Linux | nvidia-smi、free -h、nprocなど |
ネットワーク
- モデルのダウンロード(数GB)に、Wi-Fiや有線など従量課金でない回線を使える
テザリングなど従量課金の回線では、ダウンロードが始まらない場合があります。 会場の回線は大勢で共有するためダウンロードに時間がかかります。 次の動作確認ページで、受講前にダウンロードを済ませてください。
動作確認ページ
チェックリストを確認したら、次のページで実際に動作するかどうかを確かめます。 「ダウンロードして試す」ボタンを押し、応答の文章が表示されれば準備完了です。
最小限の確認で済ませたい場合は、DevToolsのコンソールで次のコードを実行します。
"available"が返れば準備完了です。
それ以外の結果が返ったときは、次節「うまくいかないとき」の表で対処を確認します。
console.log(await LanguageModel.availability());
うまくいかないとき
LanguageModel.availability()の結果ごとの対処は次のとおりです。
| 結果 | 状態 | 対処 |
|---|---|---|
"available" | 利用可能 | 対処は不要です |
"downloadable" | モデルが未ダウンロード | 動作確認ページのボタンを押してダウンロードします |
"downloading" | ダウンロード中 | 完了するまで待ちます |
"unavailable" | 利用不可 | ストレージ、GPU、メモリの要件を満たしているか確認します |
ReferenceErrorが発生 | APIが存在しない | ChromeのバージョンとブラウザがChromium系かどうかを確認します |
chrome://on-device-internalsを開くと、モデルのダウンロード状況や端末の性能の判定結果を詳しく確認できます。
解決しない場合は、chrome://on-device-internalsの表示内容とエラーメッセージを控えて講師に相談してください。